作者・・・藍原彼方さま 制作ツール・・・LiveMaker
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主人公、綾瀬菜摘(名前変更可)は先輩や幼馴染、2人の親友に囲まれて普通の高校生として過ごしていました。
ひょんなことがきっかけでシャムという青年から「人の心を読める力」を授かるまでは。それによって変わっていく運命と関係。
そんな出来事があって主人公は色んな経験をしていくことになりました。
ある日、学校は転校生が来るという噂でもちきりになり・・・。
『
追憶の彼方』公開から約3年。続編としてこの作品が登場しました。
『追憶の彼方』プレイ済みであることが前提の話ですのでそちらからプレイしましょう。
ルートは4つ。先輩の御影 聖や幼馴染の九条天音、前作でも妙な存在感があった佐上悠吾に加え、転校生の辻宮 将が新たに登場します。
前3人は前作のエンドからの続きとなっています。将は3人とはまた味の違う話となっていますが・・・それは後述。
まずは御影先輩と天音君。晴れて主人公と付き合うこととなった2人のルートですがこれがまた・・・勘違い多すぎ!
先輩の方は些細なことですれ違いが始まり・・・。やっぱりこういうときは心が読めるようになればいいと
まあ主人公が勝手に思い込んでいただけだったんですけどね・・・。本当に別れてしまったらどうしよう!と思いました。
家族の話も出てくるし夢で小さい頃の先輩も出てくるし・・・で色々あったけどめでたくよりを戻せてよかったですね・・・。
主人公が先輩に振り回される様子は見てて楽しかったです。
幼馴染の方もせっかく恋人になれたのになんですかこの先輩ルート以上のすれ違いの嵐は・・・。こういうときに心が読めれば良いのに!
「
一番近いのに一番遠い」って・・・。ここまでくると当人だけじゃ解決できそうにもありません。
シャムの「素直じゃないってめんどくさい」という気持ちも分かります。ついでに天音君に平手打ちした未央の気持ちも分かります。
やっぱり最後は無事解決できて良かった・・・あ、公衆の面前で
アレや
コレやはどうかとも思いますね。
主人公の立ち位置が両ルートで異なり、先輩ルートは完全に掌(てのひら)で転がされてる感じで、幼馴染ルートは素直じゃない彼を引っ張っていく・・・という感じです。
次に悠吾。このルートは恋人同士になったわけではなく、主人公が彼のことが気になりだして、それから・・・というところから始まります。
前作において色々な一面が判明した彼の更なる一面が明らかに。単に女子に疎い馬鹿なタイプでは無さそうです。
ただ、あの展開にはやっぱり・・・。彼だからこその結論だったとはいえ、これでは主人公が可哀想・・・。
最後の選択肢、一方もこれはこれで面白かったですが、エピローグがあるもう一方の結末の方がオススメ。こちらを後に残しておきましょう!
また主人公の立ち位置が他のルートとは大きく違い、完全に恋する乙女になっているような・・・。泣き顔がやたらと印象的でした。
最後に将。このルートはネタバレだらけの話になってしまいますので詳しくは語れませんが、予想以上に重い話だった、とだけは言えます。
選択肢によってはあんまりな結末となってしまうことがあるので気をつけてください。
最後の選択肢に応じて3つある結末、一番良い展開と思われる結末でも・・・物悲しく、そして余韻のある結末だったと思います。
ちなみに隠しルートとなっており、最初からこのルートには入れません。
それにしても前作より話が長かったような・・・と思っていたら作者様曰く本当にそのとおりだったようですね。
今回はシナリオ回想や音楽鑑賞もあるのでシステム面でも嬉しい限りです。
最初にも言いましたが、必ず前作をプレイ&フルコンプしてからこの作品を楽しんでくださいね~。
以下キャプチャ画像
↓このように前作をプレイしていることが前提となっている発言が結構あります。
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- 2014/03/04(火) 09:25:02|
- レビュー(乙女)
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